超心理学コーナー (怖い話のこと)

公開日: 2006/04/17 超心理学コーナー(怖い話)

ナイトで釣りをスル者として、避けては通れないモノ…
それは…
『あなたの知らないせかい!!!!…』
エエェェ(´Д`)ェェエエ

去年の梅雨入りのころ、
弁慶の地方では空梅雨で、川の水位がドンドン下がり、
見渡す限り水が死んでいる状態でした。

毎日天気予想を見て、
『早く雨降らないかなぁ…』(希望的観測)
などと、弁慶の雨乞いが毎日続くなか
神サンもやっと根負けしたのか、雨雲がレーダーに写りました。
『よし、(`∀)/行くなら今だ!!』

ここぞ、と思うポイントを
忙しい時間を裂いて、帰り道にロケハンして見つけた
鯰ポイント!!!!!
大型ばかり10匹は目視出来た
その時は、まづめ時にも関わらず釣り人もいない
(こりゃ、爆釣か?ヾ(*ФωФ)ノ)
脳内麻薬ダラダラ状態で釣り場着き、
ゆうまづめを上手く釣り場で向かえた。
(俺は勝った!!!)
ルアーを結び、予め下見しておいたポイントへルアーを送る
ルアーが予想したコースをゆるゆると、それでいてシッカリト水を噛みアクションを繰り返す…
『がばっ!!!!!!』
下見した鯰の回遊コースの上で、予測道理に水柱が勢い好く立つ…

フックアップしないものの、(いつものコトです)
色んなルアーを使った。
明らかに魚のリアクションが違うルアーをそのなかから見つけた!

出方もメチャクチャ派手だ!
水柱が派手に立つ
『うぉ!』
脳内麻薬ダラダラ…
高まる期待!!!!

ルアーを凝視する弁慶…
『……』
ん?

誰かコッチに来る

弁慶の立ち位置は、自転車や歩行者がよく通る橋の下
(前にK察官2人組に会った場所だ)
ジョギングの人や、散歩の人が多いノドかな場所だ…
(その時は雨の降る前で、人影は無かった)

何か話している
聞耳を立てる弁慶……
どうやらカップルのようだ
『いやぁーん(はぁと)』
高校生カップルみたいだ
高まる期待…
(なににだ?)
野郎のほうが話をしている
『昔さぁ~、人が死んでんの見つけてさぁ~~
まじびっくりしたよぉ~』
とか、のたまった。

『ココ毎日学校行く時通るから、今そんな話したら思い出してココとおれなぃょぅ…』
女子高生がちょっとだけ声をウワズって喋る
(二人の距離も縮まる)

高まる期待!!
(で、何にだ?)
どうやら、弁慶は周りの草の中に埋もれてカップルから見えないらしい…

女子高生『怖いよぉ~』
何か女子高生が内股で歩いているように見える(想像)

野郎『えぇ~!でも、見たんだからしょうがないよぅ~!』
デカイ声だ、半径50Mは聞こえているな…
女連れでハイテンションな野郎だ!

耳が段々とダンボになる…

女子高生『もうやめてぇ~よぅ~!本当に思い出すからぁ~』
半泣きみたいだ
(容赦無いですよ)
野郎『そこだよ!そこ!!』
『そこんとこで、人が首吊ってたんだよ!!!!!!!』
『えっ!』
野郎が指したのは、弁慶の横5Mの街灯だった!!
女子高生『ヤメテェ~ョぉ~!!!!!!!』
彼女はまじでビビリまくっている

それを聴いていた弁慶もびびった
なぁ~んか雨降り始めの生ぬるい空気が、
総て、あっちのほうに原因があるように想えてきた。

シトシトと降り始めた雨…

寄り添い段々と遠くへいくカップル

取り残される弁慶

真っ暗な川辺


灯りはあるんだが~
そこは、首吊り現場!
いやぁ~な空気が流れる…

耳を澄ませば、川のせせらぎ…それに雨音がネットリと耳に付く………

『ピカッ!』

周りが急に明るくなる…
雷だ!
それとともに、本降りになる雨…

雨音が今度は弁慶の存在をかき消すかのように包み込む……

暗闇の中、希望の明かりは、(首吊りの街灯)

やる気無くなりましたよ
(戦意喪失)

ぐったりと肩を落とし帰り道を急ぎました。

この体験を境に、悪夢のような出来事が続くとは…


惨敗の後にシラフで考えてみる



その後、魚がいるのに何で釣れないんだろう
とゆ―疑問と、もう一度再度チャレンジしたい
(幽霊サンは人生の先輩ですから…)
などとゆ―ふざけたポリシ―の為、2度目は意外と早かった
��釣りにいった訳だ)



リベンジするはずが・・・(涙)





さすがに同じ場所は気が引けたので、対岸から攻めた
アノ街灯に向かってキャストして(視界に入るんですヨ)
ダウンクロスになるように、ルアーをドリフトさせ橋脚を舐めるようにリトリー
ブする
(でない)

今度は、橋脚の下流側サンドバーが水面下にウッスラと見える
U字に弧を描くように、そしてその頂点がサンドバーの見える限界の所を通るよう
にドリフトさせながらリトリーブさせる。
『ポコッ』
何かが反応する

追い食いはあるのか?
そのままリトリーブ

続かない
同じコースを通す
出ない

じゃこっちの橋脚は?
上流と下流を攻める

こっちの橋脚は、サンドバーがなく、近くにある大岩との複合する所をノタノタ
とリトリーブする
街灯に照らされない
暗闇の際から


イキナリ『ボカッ!!』とでる


乗らない

どおやら、鯰タソは明暗の際が好きらしい
今度は岸スレスレ下流に投げようと足場を変えた時
足元の窪みから40CM位の鯰タソがバシャバャと逃げて行った
えっ
コンナトコにいたかぁ
予想外だった

『定石通り、まずは足元から攻めよ』
は、本当だった
はぁ―
深く深呼吸をして、岸際を攻める
ロングポーズのアトのワンアクション
『ガァッバッ』
でた!


今度こそ


乗らない

またか


魚を釣ろうとして未知との遭遇をす



半分やけになって集中力が切れたみたいだ

ふと、空を見上げ月を見る

周りの景色を眺め落ち着きを取り戻そうとしていた時

何かに見られいるような
視線を感じる

鳥肌が

首筋にまとわりつく冷たい空気
その日は蒸し暑いのに
寒気がする
コノ場所に居たくない衝動に駆られる


初めての感情だ
今まで一度としてこんな気持ち悪い空気にはなったことはない
街灯に目がいく
何もない
何も見えない
普通の景色だ

だ……
だ…………
でも見られいる…………
………………突き刺さる視線

背中がゾクゾクする
『立ち去りたい』
そんな言葉が頭のなかをグルグルと回り続ける



諦めてその場所をあとにした

すると…
場所を移ると……

さっきまでの視線は嘘のように感じなかった
なんだ?

不思議だ
いっこうにない
至って普通だ
こんなこともあるのネ…
その日は、釣りにならなかった